家事ができない人こそ料理をしよう
掃除、洗濯、料理、多くの家事がある中で最も重要な家事は何でしょうか?
私個人は一番大事な家事は料理だと思っています。
料理というのは大変手間のかかる家事です。
1日3回必要で他の家事の回数よりも圧倒的に頻度が高いです。
しかも料理するためには買い出しが必要ですし、買い出しに行く前に何を作るかというのをイメージしないといけません。
主婦の方なら晩御飯のメニューに悩んだことはあると思います。
今日は何を作ろうかしら、なんて途方にくれたりします。
しかも単に材料買ってくればいいだけでなく調味料や火加減そういった微妙な経験が必要になる作業なのです。
昔から男性の家事といえば掃除だったり皿洗いだったり洗濯を回したり洗濯物干したり、ですが料理をするというのはなかなか男性が避けてきた家事だと思っています。
男性こそ料理が必要になる
奥さんが死んで一番困る家事は料理だと言われています。
特に毎日のことなので毎日コンビニ弁当では飽きてしまいますし、バランスもいまいちです。
最近は宅配食などもあるようですが、これも同じような味付けだったり薄味だったり濃い味だったりと、味付けになかなか慣れないというのもあり、どうしても自炊することが求められます。
特に今の 団塊世代が退職した場合、自分では一切料理をしてこなかったため、奥さんに先立たれてしまった場合には、どう料理を作っていいか途方にくれることでしょう。
普段包丁も握ったことのない人が、サラダを作ったり味噌汁を作ったり、お肉を焼いたり料理することは何とも大変なことだと思います。
料理だけは自動化できない
ここ数年でどんどん火事はオートメーション化していきました。
掃除はルンバが自動でやってくれますし、洗濯や乾燥は洗濯機付き乾燥機がやってくれます。
しかし料理だけはどんなに技術が発達しても自動で作られるということはないでしょう。
何より好みの味というものがあり、それは人間共通ではないので、一般化してロボットが作ることは不可能なのです。
強いて言えば、一品ぐらいは自動で作れるような仕組みができるかもしれませんが、同じようなものを毎日作るのはロボットは得意ですが、毎日違うものをつくるというのはなかなか大変です。
もちろんシャープのヘルシオなど調理器具で工夫することはできますが 、それができたとしても一色できるかできないかまた下ごしらえが必要であったり味付けが必要であったり買い物が必要だったりするので料理というものが楽になることはあまりないと思います。
先ほどヘルシオの話をしましたが確かにヘルシオは料理が楽になります。
ただ一方で料理に関する基礎的な知識が全く身につかなくなってしまいます。
つまり料理することの本当の楽しさというのが身につかないのです。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので結局人間好きにならなければ上達はしません。ヘルシオでいくら手軽に料理が作れてもそれは料理の楽しみを知ったことにはならないのです
QOLがものすごく下がる
掃除をしなくても気にならない人は全く気になりません。洗濯だって服がいっぱいあれば別に毎日する必要がありません。
しかし、料理は失敗したり、下手だったりすると圧倒的にQOL(Quality of Life=生活の質)が落ちます。
疲れて帰ってきてまずい飯だと本当にヘコみますよね。
子どもなんかはおいしくない料理は平気で食べません。
ですのでしっかり料理はできていないと子育てもロクにできないのです。
最後に
私の持論ではとにかく男性は料理にチャレンジすべきだと思っています。
とにかく一生懸命やればできるのが料理です。
まずは味噌汁1杯から作ってみるのがおすすめです。