最近残ったお米を1日放置しているとお米が黄ばんでいることがあります。
もしや無洗米だからかな?と思い、色々調べると私たちは意外に無洗米のことを知らないな、と思ったので今日は無洗米についての知識をメモ代わりに残しておきます。
主に以下の全国無洗米協会のQAを参考にしました。
無洗米は洗った方が良い?
無洗米なんだから洗わなくていいのでは?と思う人も多いかもしれませんが、一概にそうではないようです。
もちろん基本的には洗わなくていいのですが、無洗米というのは明確な基準がないのでその品質はバラバラなようです。
(全国無洗米協会への加入もあったりなかったりするようです)
また、保存状態によっては品質が劣化するため、洗う必要がありそうです。
ですので、結局各自での判断が必要です。
具体的にはお米に水を入れて、白く濁った感じになるか?という判断基準になり、通常のお米のように白く濁りが出るようであればさっと洗うことが必要なようです。
無洗米の洗い方は?
無洗米を洗う、と言う話になりましたが、通常のお米のように水を入れてぐるんぐるんかき混ぜるのではなく、むしろ1回入れた水を軽くまわし、捨てるくらいでいいようです。
もともとお米を洗うのは肌ぬかを取り除くためですが、無洗米の場合は原則無洗米がなくなっているはずなのであくまでも残留物を洗い流すくらいの洗い方で大丈夫なようです。
逆にごしごし洗ってしまうと、おいしいお米の本体まで削げ落ちてしまうため味が落ちるようです。
無洗米の水の分量は?
無洗米の炊き方で最も注意したいのが、水の分量です。
無洗米は肌ぬかがない分、通常のお米よりも食べられる部分が多くなります。おおむね通常のお米のうち3%くらいが肌ぬかとして炊飯の際に少なくなります。5kgのうち0.15kgが肌ぬかということです。
つまり、必然的に 無洗米では通常のお米で必要になるお水よりも多く水を入れることが重要になります。
理論上は通常よりも3%分くらいの補充が必要ということになります。
炊き込み御飯の注意点
肌ぬかがない分 無洗米では水分の吸着率も少し悪くなるようです。
なので、炊き込みご飯などすると思ったよりも味がしみこまないということもあるようです。
その場合には、 無洗米を少し水につけてから炊き込むといいそうです。
無洗米はおいしくない?
人によっては 無洗米はおいしくないと言う人もいます。
先ほど書いたとおり水分量が少ないためパサパサになったりすることがあるからでしょう。これは 無洗米がおいしくないのではなく、炊飯の仕方が悪いだけですね。
あとは思い込みですね。
私もそうでしたが、ご飯が黄ばんだら「 無洗米だから」と思いますが、普通のお米でも1日炊飯器で放置したら黄ばみます。
無洗米の炊き方の最後に
無洗米を調べると、「たかがご飯、されどご飯」と思いました。
すべて勝手に炊飯器がやってくれると思っていると本当においしいご飯は食べられませんね。
日々精進です。