もうこの題名のとおりで、それ以上でもそれ以下でもないのですが、言いたいことは唯一つです。
「営業マンがいい人だから、この○○を買いました」というのは絶対にやめたほうがいいという話です。
え、当たり前じゃん!という方も絶対こんな理由で決めています。
特にすごく大きな買い物の時。
保険だったり、家だったり、車だったり、結婚式場だったり、投資だったり。
これらは個人的な経験から最後の決め手になるのは結局「営業の人がいい人だったか」ということ。
そして、そういうものを販売している企業こそ、営業マンをすごく大事にするんですよね。
営業マンは買い物の本質ではない
当たり前ですが、いい営業マンが売っているものがいいものとは限らないですよね。
あくまでいい営業マンが提案してくれるのは、その人の持っているポケットの中での話。
例えばあなたがマンションを買いにいくために2つのマンションを見に行きます。
どちらも素晴らしいマンションですが、一長一短です。
最終的に印象でよかったほうを選ぶのですが、その印象は案内してくれた営業マンによってかなり左右されます。
当然ですが、案内してくれた営業マンがいまいちでも、いいマンションはいいんです。
逆に営業マンがすごくいい人でも、だめなマンションはだめなんです。
私の失敗談
私の場合は結婚式場を営業マンで決めてしまいました。
仕事も忙しかったというのもありますが、それでもかなり選んだんです。
もちろん答えがない選択なのでどれがベストかわかりませんでしたが、色々結婚式場を回った挙句、最終的に「あの案内してくれた人はいい人だったからあそこにしようか」なんていう理由で決めてしまいました。
往々にして結婚式の準備なんかは営業部隊とブライダル部隊は別ですので、結局その人は私たちを担当しませんでした。
結果的に式自体はすごいよかったのですが、それはただの結果論で自分が何かを選択したわけではなかったのです。
なぜ営業マンに騙されるのか
これは人間大事な決定をするときほどあまり深く考えられないということがあります。
さっきもいったとおり物事はほとんどが一長一短があるもので、簡単には決定できないことばかりなのです。
そういった決定が難しいことだったり、違いを考えることが面倒だったりするときに人間は思考を放棄します。
マンションや保険など、人生でそう何度も買い物しないものは、その判断材料が少ないため、すぐ思考放棄し、わかりやすい基準=「この人いいひと」という判断で物事を決めてしまっているのです。
どうすればいいか?
結婚式場の一件以降、大きな買い物をするときはとにかく営業マンの人柄を忘れることを心掛けています。
すごくいい人だ、という理由だけで物事を決めるのは目をつぶってルーレットを回すのと同じです。
むしろその人を一度忘れて買おうとしているものの本質をしっかり見極めて、1ミリでも違いや好き嫌いを白黒つけることが重要なのです。
オススメは誰かに相談すること。
奥さんでも親でも友達でも、これとこれで迷ってて、こう思ってるけどどう思う?という話をしてみる。
人に話をするとき、必ず自分の中で理解できていないと説明ができないのです。そしてその時に必ず営業の人の人柄などを入れることはないと思います。
最後に
結婚してから、大きな買い物をいっぱいする機会が増えているため、余計営業マンに左右されないことを意識しています。
これは自分で買いたいものの本質を見極めるために重要なことだと思っています。
言われると当たり前だけど、結構やりがちなことなのでぜひ意識してみるとぃいかもしれません。